「共生」への模索と、なつかしい再会

おかげさまで、土曜日、日曜日とたくさんご来店いただき、忙しくさせていただきました。春の訪れですね。ありがとうございます。




内田樹先生のご紹介で、文化人類学を研究されている大学の先生が芦屋へご来店。たくさんお話をお聞きしました。


大学で教鞭を執られ、合間にモロッコへ行かれ研究をされておられる。地中海文化からイスラームの話題。

お話は、自然、ハラール認証からイスラーム圏へ。グルーバリズムに対抗できる形として「人口16億のイスラーム圏」が残り、国民国家という概念は、ひとつのオプションに過ぎないということ。そして、共同体は国民国家だけでなく、「カリフ制再興」という可能性をめぐり、中東の問題(イスラーム圏の政治問題)が生じているという件まで。

http://blog.tatsuru.com/2014/03/11_1725.php


世界は、国家の勢力を伸ばすことが、ビジネス的に成功であるという既成通念の元、新しい動き、NEWSに事欠かない。


クリミアに軍事的圧力を行使しての公民投票に抗議して、アメリカをはじめ、日本もロシアへ承認せずとの通告。ああ・・。



昔、宝塚ファミリーランドという遊園地にあったアトラクション、「世界はひとつ」を何故かなつかしく思い出しました。








その芦屋から宝塚南口へ移動して、仕事。別の担当者のお客様が。あれっ、どこかで見かけたことあるなと・・と。


彼が小学生のころに、私が担当させていただいていたMくんだと気づくまで数秒。お母さんといっしょにやってきて、ちょこんと椅子に座り、シャイでかわいい男の子でした。



当時は童顔の、あのかわいい子が・・。聞けば、すでに24歳で阪大から、いまは京大・大学院の法学部の学生さんになっている。

あれからわたしは、南口の担当を外れ、三田のサロン、そして芦屋のサロンへ。12〜15年は経過しているのか。その変貌ぶりに、びっくり。お洒落して、髭も生え、すっかり、お年ごろの好青年だ。そして、公務員試験を目指して勉強中とのこと。


日々の生活の中で、意識せずに時間は流れていきますが、こんな出来事が時間の流れの容赦ない進行を、感じさせてくれるのでした。


Mくん、またお会いできる日を楽しみにしています。今度逢う時は、どれだけ変わっているんだろうね。