2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

光溢れる空へ

刻一刻と形を変えていく夏の空。 太陽に届けとばかりに膨れ上がる積乱雲。 その雲の中は、風と雨と雷の渦なのだろうか。 生きている限り、事の大小に関わらず問題は起こる。 年齢、性別、住んでいる国、人種や宗教、地位や名誉や貧富の差に関係なく、何かし…

見た目と実際のギャップ

「ステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ」長いですが、あるアーティストの本名です。 ド派手な衣装とヘアー・メイクのトレンドセッターでありながら、オーディエンスの口を空いたままにしてしまう奇行の 数々。まわりの思惑などどこ吹く…

スパゲティとパスタの間にあるもの

村上春樹の小説「ねじ巻きクロニクル」の冒頭で、主人公がスパゲティを茹でている最中に、電話がかかってくる。 タイミングの悪いときを狙いすましたように電話をかけてきたり、相談を持ちかけてきたりする人が少なからずこの世には存在する。ハンドルを握っ…

癒しのわらび餅

高槻市の事件の容疑者確保ともに、最悪の結果。 「昭和初期の頃と比較して、近年の殺人事件の件数は3分の1以下だ」とは解説者の言。昔は大々的に報道されない事件が多く存在していたんでしょう。犯罪の数は世界的にみてもたいへん少ない。それだけ日本は平和…

見極め生活

最近、「これが正しい常識だ」と思い込んでいたことが、どんどん変わっていくと感じることはありませんか?バブル期から最近までは、より美味しいモノを食べるには、「より多くお金を稼ぎ、高いレストランに行く」みたいに思われてきました。テレビのグルメ…

「火花」は散るのか、燃え上がるのか

リアルな中国の化学薬品工場爆発の映像が生々しく脳裏に残るなか、芥川賞受賞で話題の「火花」を電子書籍Kindleで読みました。 どんな世界においても、世間に認めてもらえるレベルに行き着くことはたいへんなこと。まして芸人として名を知られ、世に出ること…

感じること、伝えること、忘れないこと

終戦後70年。実体験で戦争を語れる方々が少なくなるなか、特集の番組がたくさん組まれていました。 真珠湾、パラオ、沖縄、ハルビン、 広島。 当時を語られる90歳代の方々の、なんとしっかりとされていることか。 後の世に伝えたいことがあることが、その生…

うどんのコシとは

うどんってなぜコシがかわってくるのでしょう。打ち方?ゆで方、それとも粉の配合?硬さと弾力と舌触りとしなやかさのバランスには秘密があるようで・・ 2号線沿いのJR西宮駅を大阪方面に向かうと、右側に、いつも気になっているお店あり。それが今回ご紹介…

「山の日」に

早朝の山道を歩く。 森の香りを身体いっぱいに吸い込むと、耳に届く音は風にそよぐ木々のざわめきや鳥のさえずりだけ。足元に目をやれば、名も知らぬ草や花たちが、懸命にその存在を主張する。 頭上の木の葉の隙間から降り注ぐ木漏れ日を受けながら歩を進め…

深夜のシネコンで童心にかえる

酷暑の夜には、爬虫類の冷たい鱗の感触も捨てたものではないかもしれない・・。 22年前(1993年・7月)に観た映画「ジュラシックパーク」がテレビで再放送。思わず見入ってしまう。当時のアナログ人形は、出色の仕上がりだったとあらためて。次の日、…

細田ワールド全開?! 「バケモノの子」

夏になると、突然の夕立。全開にした縁側に吹き抜ける風。夏草の香りがして、耳が痛くなるような蝉の鳴き声と軽やかな風鈴の音。すぐにまた、青空が広がる。うちわ片手にスイカを頬張り、畳の広間で大の字になる。 そんなアニメ「サマーウォーズ」みたいな夏…

洗練の極み かいや焼きとおし蒲鉾

抜ける空に、届けとばかり伸びる楠の蒼葉。焼けたアスファルトの上を、クルマで西にひた走る。 久しく訪れていなかった神戸。お使いものを買いに長田まで。 お目当は「かいや焼きとおし」の蒲鉾です。1〜1.5㎏の鱧だけを使い、杉の板の上に盛り、蒸さずに焼…

ありがたい豆ふたつ

今年のスイカは甘い。この時期、旬のスイカを食べなきゃと思います。甘いだけでなく、身体に、特に腎臓に良いからです。 先日、代謝のことを書かせていただきました。健康的に汗をかくことを、改めてありがたく感じなきゃと思います。私事ですが、小学生の時…