バリ・サンセット 4
左右が水田に囲まれた未舗装の道を右へ左へ、ユキさんの乗った日本製バイクが進んでいく。
その後を、クルマで追いかけてたどり着いたところがここ。
バリの伝統とモダンな現代建築との融合。
コンクリートで水路を回りに配置。背後の水田を借景として利用。隙なく張られた結界に驚いた。
訊けばオランダ資本の会社が運営し、東京にも支店があるようです。
ムズムズと沸き上がる好奇心。バリの美容院をたくさん見てきたが、初めてセンサーアラームがあたまのなかで鳴り響く。
アポなしでしたが、ユキサンにお願いしてシャンプーブローにトライ。
店内のお客様は、ヨーロピアン中心。22歳の若いインドネシア女性がシャンプーを担当。iPadのカメラを向けて撮影。ついでに動画も撮るという、無茶で困った客になってしまう。
プライドを捨て、恥を忍んで、勉強させていただく。もちろん、美容に携わる人間であることは伏せた上で・・・嫌な客だろうなあ。ごめんね。
オープンスペースをうまく取り入れて、借景が十分に考慮されたインテリア。
驚いたのはリアシャンプーの椅子にマッサージ機能が付いていること。一歩先を行くフルフラットの日本製とは、別の路線での工夫やアプローチを感じる。
ブローは、別のインドネシアの女性が担当。彼女も22歳。気軽に話しかけてくる。接客の教育も、しっかり受けている様子。アイスコーヒーが出てくるあたり、システムもよく練られている様子。これまた勉強になります。
仕事の質への言及は控えさせていただきますが、熱意をヒシヒシと感じました。手先も器用ですし・・結果は推して知るべしということで。
このあと、レギャンに戻りカズくんのお店「オキナワ」にて、おふたりに現地での生活についてさらに訊かせていただく。
こんな感じで3日目も終了。
楽しい時間には、素早く上下する羽が付いている。
最終日はウブドへ。