喧騒の街 ホーチミン
関空から飛び立ち10時間後、正座したベトナム女性が背中に乗った重みで、思わず声をあげそうになりながらタイ式マッサージを受けていた。
案の定、目的地がベトナムで、ご両親のご意向によりキャンセル者が出たものの、遅刻者なく関空に集合。
恒例、イガANDフナのコスチュームは、「スーパーマン・リターンズ」。
ベトナムへは2回目だからか⁈
機内食は好きではないが、ベトナム航空の昼食は、ガルーダよりもやや美味しい気がする。
飛行機の後部ドアから、タラップを降りる。瞬間、身体中にまとわりつく湿気。気温39度、湿度90%。タンソニャット空港は、雨だった。
ガイドのアンさんの説明を聞きながら、サイゴン川の横に建つホテルへ。クルマやバイクの数が、さすがに増えており、経済の発展を感じる。
今回、数年前の社員研修旅行でもお世話になった同じホテル・ルネッサンスにした。
繁華街のドンコイ地区に近く、場所がわかりやすい。
海外旅行が初めての社員のための配慮です。ベテラン組みと若い社員を組み合わせての部屋割り。このあたりは、20回以上にわたり社員旅行を行い、蓄積してきたノウハウが生きてくる。
チェックインの後、仮眠。さすがに疲れていて、爆睡。夕刻、誘い来てくれたベテランのタノとミートと夕食に。雨の中、タクシーで移動。初乗り70円は安いです。
フエ宮廷料理の名店「ギースアン」は、裏路地を入ったところにあり、知っていなければ足を踏み入れることもないような立地。
シックなインテリアで、日本人の客がほとんど。
飲み物は、スイカジュースを選択。タノとミートは、現地のビール。旅の疲れも吹き飛ぶ旨さ。
まずは、ゴイクン。生と揚げたものを。
さすがに本場の味。香草が効いていて、魚醤の甘酸っぱいタレと、ゴマ風味のタレで。
ハマグリの蒸し料理。
プリプリのジューシィーなハマグリがふんだんに。香草と酒で味付けされたスープが深い味わい。
海鮮焼きそば。
麺に染み込んだ出汁が、海鮮の旨味を遺憾なく発揮していて、思わず口元がほころぶ。
メインは、ワタリカニの姿蒸し。
卵を抱えたカニの足には、身がぎっしり詰まっていて食べ応え充分。タノもミートも無言になる。
この後、タイ式マッサージを受けて身体の疲れを取ることに。
結構な体重の女性が正座して背中の上。膝の先端がツボを押さえていく。思わず声が出そうになりながらも、耐える。
そんな感じで、1日目は終了。
次の日は、バスにて市内観光を。
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