足らないものは何ですか?

ネットをみていたら、あるサイトに目が止まる。



「美容室でカチンとくることランキング」。

http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140729-00003573-granking


どれも、誠にごもっとも。


はたして、うちのサロンではいかに?!


これより先は、ひとりごととして読み飛ばしていただきたい。





まずは、初めてサロンを訪れる、お客様の気持ちになる。

ドアを開けて、サロンに入る。



その場の「気」、耳に届く音(BGMや挨拶の声)、そして何より最初に出迎えてくれた人の表情を確かめる。どのサロンに行っても、まず、それを確かめてしまう。






「また、同じドアを開けたくなる」、「ずっと、この場所に居たくなる」には、なにが足らないのか…。

それを、いつも考えてしまう。経営という重責を担うものに共通する性のような習性。





素材美を引き出す、優れたヘア・デザインや、心身ともの快適さや安らぎ、ヘアケアの有益な情報を提供する以外に必要なもの。



空間の清潔さ、室温の微調整、BGMの音量?


そんなちっぽけで、些細なことでなく、全体を俯瞰して、なにが足らないのか・・。



そんなとき、天からの声が、響いてくる。


「そんなことも解らないのかい?おまえを含めた、その場にいる人の心のあり様じゃよ!」


ああ、それが1番難しい。どうしたら・・。こんな試みはどうだろう?こんなことも、あんなこともスタッフに伝えたい。








自ら志願して、カットを勉強中のスタッフのカットモデルになりながら、中村天風先生の本「君に成功を贈る」を再度、読み返す。








迷った時に、原点に立ち戻るための道しるべの本。内田樹先生であったり、ニーチェであったり、アドルフ・アドラーであったり・・。



逡巡、自問自答を繰り返し、毎日が早足で過ぎていくのです。