涼やかな秋の日に

敬老の日。早朝の夙川沿いをワンコとゆく。






涼やかな空気に驚く。芦屋サロンの部分補修工事のため鍵をお渡ししてから、母の施設へ。月例の面談。

そこから、御影住吉にて合気道。大先輩のI田さまの足捌きのお稽古。

技にはいる際に、手の動きばかりに気がとられるが、実は足をしっかりと運ぶことで初めて技が成立する。相手の攻撃から、身を外して入り身に身体を運ぶことがまず何より先行しなければならないのです。

自身の身体の重心が前屈みになっていたりすると、すぐに膝に負担が来る。重心の位置を中心に置くことに意識すること。





午後から、静かに考えを巡らせたくなりワンコを連れ出して芦屋浜。




たくさんの家族連れが、BQやビーチに。ところが、ワンコが興奮してじっとしておらず、ゆっくりできない。仕方がないので、紅茶の草分け「ムジカ」の堀江敏樹さんの書かれた「紅茶の本」を取出して読み始める。



メーカーが広く紅茶を広めるための浅はかな手段(蒸らすことを省略したティーバッグの功罪)で、日本の紅茶が後々まで禍を引きずってしまう原因となったことを知る。ほかの様々な業界でもしかり。これについては後日。






夕刻、中学時代の恩師でもあり、教育実習やトライアルウィークなどでもお世話になった宝塚市の前教育長、伊達先生のお通夜へ。




あたりのどの駐車場も満車。会場から溢れる弔問客。故人の人望の厚さが偲ばれる通夜でした。

何名かの同級生たちと、思い出話し。



人生は、出会いと分かれの繰り返し。

最後の別れの際に、そのひととなりが問われるだとあらためて感じる夜でした。