遅い夏休み 福井へ

友人のMくんを訪ねて、福井県へ。遅い夏休みで一泊旅行。




今年の1月にも行かせていただいた小浜市を目指して、プリウスは快調に舞鶴自動車道路を北上。同行は、宝塚市職員のM田くん、最先端の植物工場を開発する会社社長のMくん、今回T村くんに代わって初参加、紅一点のO崎さん。2時間半の道のりは、同級生同士のたわいのない会話で終始します。


あのクラスの誰それさんは今どこに・・お世話になったあの先生の消息などなど、話しはつきません。・・ん、今回のメンバー、O崎さん以外の男子nイニシャルは、全員M。今回の目的の一つ、再会しにやってきた福井の住人、M井くんまでもがMなのです。M×4+Oの答えはいかに?



待ち合わせの、小浜の道の駅に着き、待つこと5分ほど。長髪に、派手なデザインのTシャツ姿。40年の時間の壁を感じさせないその男は、ウエストコースト・ロックを響かせながら、黒の軽ライトバンで飄々とやってきた。




相変わらずの笑顔。軽いジョークを交えて繰り出される会話は、昔のまま。スポーツや勉強が抜群にできるわけでもなく、休み時間には彼の周りに人が集まる。不思議な魅力を持っているのです。



お昼時で、予約していたCafeにランチへ。
前回にも訪れた「アサイ」という、元銀行だった建物を改装して、骨董店を併設したオーガニックなカフェです。



この日のランチは、豆腐をつかったドライカレー、薄揚げが台座のピザ、地元の新鮮有機野菜をつかったサラダ。自然素材の地味溢れる、素朴な味。体が喜ぶとはこのこと。

あとから地域のイベントでバンド演奏が始まると、カフェで働かれています、宝塚高校出身のスタッフのB場さまが教えてくださいました。彼女にも、不思議な縁を感じます。世間は狭い。

周辺のカフェやレストランで、ロックやジャズとジャンルが異なるとのこと。アサイではロックが演奏される。と、アンプやドラムが運び込まれてきた。

聴いてみたい衝動を抑え、人も増えてきたので、一旦、退散。次のカフェへ。

ここも、M井くんご推薦の「グリーンカフェ」。町屋を改装した建物で、表は画廊で右奥がカフェ。店先で観葉植物や多肉の鉢植えなどが販売されています。

やや薄暗く、グッとシックな店内に、ソファが置かれて、先客には若い女性が目立ちます。雰囲気が良いという点以外にポイントは、カフェをひとりで切り盛りされているオーナーが、なかなかの好男子だから・・でしょう。丁寧な言葉遣いで、爽やかな印象。訊けば、彼も以前は宝塚の住民であったそう?!で、一同ビックリ。


それぞれに、カフェオーレやケーキを注文。私は、アップル・シナモンパイにアイスクリームを添えたもの。適度な甘さで、おいちい!


ここでも、冗談を交えつつ昔話や近況の報告です。近郊のステキなお店やペンションの話しなども。M井くんの知人で、奥さんがフランス女性という、綾部にある合掌造りのご民家を改造した宿があるそうで、次回はそこで開催しようという話しで盛り上がりました。HPを拝見しましたが、すごく良さげ。期待できそう。


その後、M井くんの管理しているふたつの畑を散策。


M田くんは、パクチーの苗を調達。庭で育てるそうです。



海に面した畑で、堤防を超えると素晴らしい眺望。全員、写真撮影開始。

青空と渚をわたる風、穏やかで透き通った日本海の海水に癒されました。


ここで、M井くんと別れ、一路、敦賀へ。高速道路が開通して便利になっている。


地方の再生には、運送業のため、やはり道路は不可欠なんでしょう。流通の仕組みも変わり、ネットで検索、最安値のサイトでポチり、数日後に送られてくる世の中ですから。

薄暗くなってから、宿に到着。さっそく、温泉ではなかったですが大浴場へ。手足を伸ばして、旅の疲れはどこへやら。っても、運転のM社長だけが疲れているだけでしょう。M社長、おつかれさまです。


元々は、かんぽの宿だったというビジネスホテルでしたが、食事もなかなか。コースで出てきました。


日本海の幸、ヒラメとカンパチののお刺身と鰆の幽庵焼きが、やはり美味。M田くんは、ワインから日本酒まで。すっかり上機嫌。

次の日の予定をどうするかで、話しは次のカラオケまで続きました。やれやれ。


1日目はこんな感じ。次の日は、気比神社から気比の松原へ。


同級生たちにご報告のつもりで書かせていただきました。この模様は、後日。





いつも、お読みいただき感謝しています。