味覚の秋、おでんな季節

身も心も温まりたい。そんな季節になりました。


「最近、食べ物の話題が少ないですね」とのご意見をいただく。



「ちゃんと食べてます?』と質問されることもたびたび。お腹は出てきても、痩せているので疑われるのでしょう。ちゃんと食べていますよとお答えするのですが・・。


たとえば、昨日の晩ご飯。苦楽園駅前の定食屋さん「へちま」で日替わり定食。



中央、鶏と野菜の天ぷら、上段右から、レンコンの炒め物、オクラのお浸し、子芋としめじの煮物、エノキのお味噌汁。これで760円はお値打ちでしょう。天ぷらは揚げ具合がサクサクで、トマトのソースに浸けていただくとご飯がすすみます。みそ汁の味噌とお出汁がクリア。

以下の写真は、自分で調理したものばかりですが、キーマカレー(擂り下ろしたリンゴとトマトとニンジンたっぷり)。これはスタッフにも食べてもらうために大量に作ります。辛さの後に、フルーティな甘さ。




トマト、エリンギ、セロリのポトフをベースのスープ・スパ。ほくほく。



舞茸、ブナしめじ、エリンギをしっかり炒めてから投入した炊き込みご飯。キノコ自体の水分がたくさん入っていて味がダルになりがち。フライパンでから煎りしてから炊き込むと味を吸い込んで美味しく出来ます。ごぼうの香りがそそります。






最後は、これからの季節定番のおでん。村上春樹さんの言葉通り、家で作るのが一番。


辛子を利かせて、平天やゴボウ天を頬張れば、身も心も温まる。大根やジャガイモや卵は、一度煮立てて冷めたときに出汁をギュと吸い込みます。出汁に、臭みを消す意味で柑橘系のゆずや酢橘、なければポン酢を少量たらすとクリアになります。お試しあれ。


美味しいものは、旬の食材を使い、出来立てをいただくのが一番。そして、ひとりじゃなく、ワイワイ楽しい会話と溢れる笑顔でいただく食事が最高。


実りの秋はこれから・・


いつもお立ち寄りいただき、感謝しています。