二億四千万本の重み
我が社の決算は2月なんです。
銀行へ行ったり、税理士さんと電話で打ち合わせ。ああでもない、こうでもないと数字とにらめっこです。
合間に、ネットでニュースを見ますとびっくりなニュース。
井村屋のあずきバーが値上がりするらしい。
1992年以来の値上げで、1本65円が76円になるらしい。
口の中で溶け出すごとに小豆の粒が露出して、ちょうど良いマイルドな甘さを舌に伝えてくる。
冬でも、冷蔵庫に常備している小豆好きな私にとってはショッキング。
詳細を読んでいくと、人で不足による人件費の高騰や物流費の増加で、自社努力では追いつかなくなっての値上げ。致し方ない処置なのでしょう・・。
1973年に30円から、井村屋のあずきバーは販売を開始。以来、年間24000万本を売り上げる陰のロングヒット商品であると。
2億4千万って、平たく言えば全日本国民が一年間に2本は食べているという計算。
すごくないですか?
ずっと愛され続ける秘密は、厳選された材料を使用したシンプルなその甘さと、日本人が好む小豆のつぶつぶ・ざらざら感にあると。
よきものは、長きに渡り選ばれ続ける。
そして、新商品の開発にも余念がない。昨年、新発売となった「あずきバー・ゴールド」というシリーズ。
抹茶やミルク金時ヴァージョンもあるという。見かけたら、ぜひともゲットしたいものです。
いつも、お読みいただき感謝しています。