運命を切り開くレッスンウィーク

八重桜のピンクやハナミズキの白が通りを染める。




余震で避難を余儀なくされている方々にも、心を和ませる花の姿が目に映っていて欲しいものです。


今週は、アシスタントの集中レッスン、そしてスタイリストのカットレッスンで幕を開けたレッスン・ウィーク。



アシスタントは、火曜日8時半から集合して14時まで。





スタイリストは、水曜日の営業後に集合して、深夜まで。





ほんとうにおつかれさまです。

サロンは、人間関係の道場のようなもの。お客さまからお金を頂戴し、先輩に技術を教わり、後輩に技術を教え合う場。



美容師は、技術や接客を通してお客さまに満足や笑顔や生き甲斐を提供する仕事。
誰もが華やかな未来を想像して美容師を目指すのです。学校を卒業しサロンに入って、しばらくは未来の希望に燃えて意欲に満ち満ち、新鮮な感覚でまわりのあらゆるものを吸収しようとします。




ところが、はじめは床を掃くこと、タオルをたたむこと、薬液の塗布、シャンプーと作業から始まります。慣れない立ち仕事、周囲からの目、人間関係に疲れてきます。パーマやカラーやカットなどのデザインに入るまでは本当にたいへんです。



それが、1年経ち、2年経ちしてくると、仕事の要領も飲み込め、ある程度余裕を持って仕事に入れるようになる。そうなると、最初の意気込みはいつしか色あせ、日常の仕事も何の感動も感激もなく繰り返すようになっていきます。失敗しないように、落ち度のない、しかられない程度の仕事やレッスンになっていく。日常に埋没し輝きを失うのです。そこから自分の能力への不安、不平や不満、まわりへの反感につながり折れそうになる。

人は感謝の気持ちが薄らいだときに、自分自身のことしか見えなくなります。自分は悪くない。すべて人や環境が悪いという心境になってしまうのです。


もちろん、すべての人がそうなる訳ではありません。

運命好転のメカニズムは存在します。


言葉を変わると心が変わる

心が変わると行動が変わる

行動が変わると習慣が変わる

習慣が変わると、人格が変わる

人格が変わると、運命が好転する



技術、知識、感性、接客、容姿、センス、勤勉、誠実さ、体力、健康など総合力に加えて、自分自身を鍛える能力や管理する能力があるスタッフは、努力を続け好業績をあげ、成長し続けます。

そこまでいくと、まわりの人がほってはおきません。どんどん引き上げ、持ちがあげてくれ、チャンスをつかんで、さらに成功していきます。

そんな子をひとりでも多く育てたいと、日々、サロンに向うのです。




いつも訪れていただき、感謝しています。