上品な甘さ、赤司の「日田羊羹」

強烈な台風1号。ニュースをみていて、集中豪雨のすごさを思い知らされました。日本の将来を決める、大切な明日の参議院選挙の投票日は、晴れてくれると信じています。



先日、大分県からお越し下さったお客様にお土産を賜りました。かわいい色使いに、オシャレで歴史を感じるパッケージング。赤司の「日田羊羹」です。




「羊羹」の「羹」は訓読みで「あつもの」、つまり、とろみのある汁物を指すそうです。中国では「羊羹」は羊の肉を使ったスープのことだったのです。日本には、鎌倉〜室町時代に中国に留学した禅僧によって「点心(てんじん)」(食事と食事の間に食べる小食)の一つとしてもたらされました。

しかし、禅僧は肉食が禁じられていたため、小豆や小麦粉、葛粉などの植物性の材料を使い、羊肉に見立てた料理がつくられたと考えられています。羊肉に似るような味になるとは思えないですけど。時代とともに甘みが加わり、蒸羊羹が誕生、江戸時代後期(1800年頃)には、現在の主流である、寒天を用いた煉羊羹がつくられるようになったそうです。それが羊羹の起源。






調べてみますと、赤司の羊羹は明治24年創業のこと。この店構えからも、歴史の重みを感じます。熱い渋めのお茶に、甘い羊羹はピッタリの組み合わせ。





いただいた日田羊羹は、甘さも控えめで上品な味わい。食べやすい軽さがあります。厳選した材料を使い、丁寧に仕上げられた羊羹の舌触りは絶品。


こだわりが大切だと、改めて実感します。

シャンプーやスパの指使い、ツボ押しの正確さ、頭皮を動かし血行を良くすること。髪の質、生えクセ、骨格や似合わせなどを細かく精査してのカット。なにより心を込めて接客すること。スタッフ全員で、さらにレベルアップを目指します。



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