異空間へタイムトラベル

思いがけず、突然、異空間に迷い込んだことがおありでしょうか？

先日、大先輩のTさんとお食事をご一緒させていただきました。

何年かぶりに宝塚雲雀丘の山の上にある「明月記」にお邪魔して、パノラマの夜景を堪能しつつ、鱧料理をいただきました。

お客さまで江戸時代から続く鱧蒲鉾の老舗「貝や」の7代目のK住くんにお聞きしたのですが、この時期、コンチキチンのお囃子の祇園祭りとともに、日本中の鱧が京都に集まるそうで、全国的に品薄に。そんな貴重な鱧、ご馳走さまでした。

その後、Tさんをお宅までお送りしたのですが、「ちょっと寄っていきなさい」のお言葉。そこからが圧巻でした。

何事が起ころうとも、動ずることなどないと感じさせる、爽やかな笑顔の奥さまにご紹介賜り、中へ。

丘の中腹に佇む、築９０年を数える洋館。

手入れの行き届いた庭園。浮かび上がる木々のシルエット。

床は細い寄せ木造り。タイルと大理石の暖炉。当時、腕に覚えのある大工さんたちが組み上げた細工が、廊下に続く階段、天井や窓に溢れている。窓は、ステンドグラスが入っていました。

どっしりとした大理石が土台のビリヤード台が鎮座する応接間。英國家具が醸す重厚な佇まい。

近年に改装されたおトイレだけは、大理石を敷き詰めたモダンな作りで、そのギャップが新鮮。

このような邸宅が未だに現存していることに驚きを通り越し、嬉しくなる。インテリア好きの私は、さぞかしお手入れやメンテナンスを想ってしまう。

異空間に迷い込み、笑の尽きない異次元の四方山話。Tさま、奥さま、楽しい時間をありがとうございました。

サマーキャンペーンが好評です。

また、山本で特賞の方がでました。S藤さま、おめでとうございます！

まだまだ、キャンペーンは8/20まで続きますので、ぜひ、お早めにご来店ください。

いつも、ご訪問いただき感謝しています。

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