NY5日目

窓から入る光が朝を告げる。



次の日、日本へ戻る飛行機が正午12時(現地時間)出発なので、実質、この日が最終日。




今回何度もお世話になった"CAFE manhattan"で朝食。ピクルスと生ハムのサンドをコーヒーで流し込み、ロビーに集合。歩いて地下鉄の駅へ。


湿気がないと、これほどしのぎやすく爽やかだとは。久しく忘れていた感触を、この地で思いだす。



すれ違う人々の顔は、それぞれに違った肌や髪の色で、まさに様々な人種のルツボ。地下鉄で向かうはブロードウェイ。




地上に出てすぐのビルの6階へ。
日本の美容メーカー「ミルボン」のアメリカ支社。




イケメンで爽やかな印象のS下支社長(右)がお出迎え下さる。名刺交換後、アメリカの美容全般についての現状をお話しくださった。


たくさんお話を伺いましたが、印象に残ったのは、アメリカ人と日本人の髪質や気候の違いで、カットへの価値観やカット方法が大きく変わること(日本で主流の毛量調節はNG)。

サロンワークの考え方の違い(チームプレーと個のプロフェッショナル)。アメリカで働くためのビザ取得法などなど、たいへん勉強になりました。





表に出るとお昼時。ランチに入ったお店は「いろは」。
「またまた、日本食かい?!」とツッコミの声が聞こえてきそうですが。中に入ると外人客も多い。


天ぷらうどんをオーダー。うどんと天ぷらが別に出てきまして、出汁は日本では標準的なお味ですが、天ぷらのエビもぷりっとしていますし、コロモもさっくり、うどんもこしありで立派なものです。



天ぷらの野菜が、ナスの代わりにズッキーニだったりしますが、そのあたりはご愛嬌。


T理事長は仕事で先に出られ、あとからH川さんが合流。場所を移してカフェへ。このお店でも、H川さんはVIP扱い。スタッフ、支配人など次々に挨拶に来られる。





オススメのハイビスカスティーとピーチの焼き菓子。



ビスケットに生クリームとクランベリーと焼いた桃が添えられています。甘すぎず、美味しい。ハイビスカスの酸味でスッキリ。





そこから私にお付き合い願い、徒歩でMさん、Oさんと三人で念願であった「MoMA」へ。やった!ついに、アンリ・ルソーの「The Dream」に出会うことができました。



ここでの感想は、後日、Metropolitan美術館、Whitney美術館共々、ミュージアム特集として再度、書かせていただくつもりです。しばし。




一度、ここで土産を買いに行くというお二人と別れ、ブロードウェイの街並を横目でみながらホテルに戻り一休み。


準備をしてロビー全員集合。最後の夕食会へ。到着したのはイタリアン・レストラン「Cavatappo」。



店内はフランクで陽気な雰囲気。ここではライブ演奏があるそうで、一番前の席が用意されていました。ここでも、H川さんにオーナーさんが挨拶に来られる。チャーミングなH川さんは、どこでも顔である。



生牡蠣(日本のものに比べるとかなり小ぶり)、スイカとトマトのサラダ、イカとタコのフライ、パスタ3種、チキンのロースト、パンナコッタと続きました。




昼間お会いしたミルボン支社長・S下さん、静岡のサロンから留学中のW井さん、Mさんの紹介で、これから3ヶ月留学するT女子も加わり盛り上がる。




辺りが暗くなり、ピアノ、ウッドベース、スネアドラムのJAZZトリオ登場。



ベースとピアノの息もぴったり。2ステージ目は、サックスも参加してジャジーでシックな夜に。




みなさま、ステキな時間をありがとうございました。



この次の日、チェックアウトしてケネディ空港へ。T理事長の計らいで、先日お伝えしたウーバーで大型のワンボックスをチャーター。ハイウェイをひた走る。





成田へ12時間。成田からシャトルバスで羽田へ。

羽田から、伊丹に20時過ぎに着く予定でしたが、ANAの787不良の余波で21時半頃ランディング。

自宅に戻ったのは、なんと23時前でした。

最後に、トランジットと遅延でやや疲れましたが、それにも増して実りの多い旅行となりました。

サミーさん、H川さん、そして、T理事長。Dさん、Oさん、momotaroのスタッフのみなさま、ほんとうにお世話になりました。ありがとうございました!

また、NYに訪れたいと思います。うちのサロンのスタッフも、必ず近いうちに、NYに送り出せるよう頑張ってまいります。






さて、長らく書かせていただきましたNY紀行も、ここらでひと休み。

念願であったHPも、このたびリニューアルさせていただきました。S田さん、K浦さん、お世話をおかけしました。ありがとうございます!


http://www.antenne.co.jp



ミュージアム考察や溜っております日本でのサロンの様子、コンテストなどの行事の模様を書かせていただかねば。




今後とも、ANTENNEをよろしくお願いいたします。