京都散策と孟友山 2

頭の整理がつかないまま、河原町通りを渡り、当たりをつけていた鰻屋へ。

「かねよ」は、後で知ったことですが、きんし丼とうなぎ丼が有名らしいです。周りを見回して、先客の方々が、お食べになっている出し巻き卵がのったうな丼をお願いしました。

ここは、大正時代より約百年に渡り、京極の地で鰻料理の専門店として、お年寄りからお子様まで幅広い層の方々に親しまれているそうです。大正時代の香りを残す建物がレトロな雰囲気。厳選し調理したうなぎ以外は一切使用致しておられないとのこと。



下の写真の右、スキンヘッドのIさんの頭上のポスターにあるように、落語の寄席を定期的になさっておられます。

待ち時間があるかなと思いきや、結構すんなり出てきました。捌いてから、焼きではないのかな。赤だしを付けてもらいました。肝吸いは、当たり外れがありますから。


出し巻き卵の下に鰻が。卵は、出しの味だけで塩味は控えめ。かなり分厚い。ちょっと食べづらいな。これって、錦糸卵というより、本格的な出し巻きだな。



「かね正」みたいに細く切ってある錦糸の方がいいかもね。肝心のうなぎは、柔らかくてフワッとしてる。蒸してから焼いてあるのだろうか。うーん。じっくり焼いて、皮はパリッで、身はしっとりが私の好み。でも、タレはいい感じ。継ぎ足し継ぎ足しの秘伝なのかな。上を頼んだんですが、特上にするべきだったかな。

壺庭の池にうなぎがおり、桶がたくさん。 

Iさんとの話題は、もちろん孟友山さん。その独特の風貌。芸能人やスポーツ選手を例に出されて話されることから、かなりTVをご覧になっている気がしました。元バレーの日本代表、「大林素子さんは、婚活しているだろう。貧乏な若者や夢追い人ばかりとつきあって騙されきて、お金持ちのしっかりした男性と結婚したいと。あれは、世間一般の通念に毒されている。彼女は、そういう貧乏な人と結婚して、支えてあげるのが運命なの。そうすることで、幸せになれる」「逆に、運命を受け入れて幸せになった人の例として、中村玉緒さんがいる」とのお話でした。


くわえて、「生まれもってかわいがられるタイプと、そうでない運命の人がいるんだ。長嶋は、常にかわいがられ、長嶋より成績のよいにもかかわらず、落合はちがうだろ」 その他にも、例をたくさんあげられました。確かに、わかりやすいけれど・・。

妙に納得させられてしまうお話。ちなみに、私は最初はかわいがられて、そのあと、普通に戻るとか。2012年に、かわいがられる時期が終わったそうです。残念だ。

何を根拠に、その言葉は発せられるのか。ホロスコープのようなデータからか、人相や四柱推命のような統計学からか。総合的なものに加えて、直感というか、何かが視えるのだろうというところに落ち着きました。全部を鵜呑みにするではなく、参考にされるにはいいかもしれません。風貌と、人柄には惹かれるものがありますね。ご興味がおありでしたら、お電話にて予約された方がよいです。


コーヒーを飲みたいねということで、やはりあたりをつけていた珈琲専門店へ。途中、お洒落な紅茶のお店に立ち寄りました。かなりの種類の茶葉が。台湾から、お茶づいているな。(家に帰ると、ここのお茶の缶が。昔、代官山で買った記憶が・・)



目指すお店に到着すると、2組の方々がお待ちでした。

昼前にも、表に待っている人がたくさんいたので、来てみたわけです。「スマート・コーヒー」というお店。待つこと10分弱。奥の席に通されました。人気のあるお店は、活気がある。

 

しっかりとしたコクがあるお味。後日、お客様でこのあたりにご実家がおありのお客様に教えていただいたのですが、老舗の旦那衆が昼間に休憩する喫茶店として珈琲屋さんが発達したそうです。焼いたプディングがおいしそうでした。今度来たら、食べてみたい。

仕事面では、お聞きしたことで、ある部分クリアになった気がします。運命は、変えられると思っていますが、魂の向かう方向は、大きなところでは決まっているのかなと・・。逆らうことなく、分を知るということでしょうか。

◆京極かねよ


●営業時間
 午前11:30〜午後9:00(オーダーストップ午後8:30)
 ランチタイム
 午前11:30〜午後2:00(平日のみ・日祝祭日・特定日を除く)
●定休日 :年中無休
●駐車場:なし
●1階:テーブル席34人/2階:座敷席96人