東京インテリア紀行 3

ROGOBAから雨の中、300mほど。「う」と書いてある看板を発見。「うなぎ 秋本」へ。

静かな佇まいの日本家屋。引き戸を開けると、お客さんでいっぱいでした。ちょうど帰られる方々がおられ、通していただけた。外人の方を連れた社用族が、後から。

坪庭の横の席に。やはり、うなぎ屋と湧水の流水と中庭は、老舗の証なのか。BGMはなく、無音。ほかのお客さんも、みな一様に小声。

低い天井に漆喰壁と、和紙の明かり。香ばしい匂いが、仄かに。ときおり、奥の座敷から、笑い声。




うな重の鶴と肝吸いをお願いしますと、30分ほどかかりますとのこと。捌いて、焼きなら当然ですね。「仕込んだうなぎが全部出たので、新たに仕込むんですよ」と、着物姿の仲居さんがおっしゃる。逆に、ラッキーかも。やはり、ついている。

先に、同行のI上さんがオーダーのビールと肝の山椒煮がきて、味見させていただく。うん。期待できそう。



待つこと20分ほど。塗のお盆に二段重ねのお重が、目の前に。



関東は、蒸してから焼きなので、ふんわり。柔らかな感触と、上品な甘み。



お漬物の盛り合わせと、柚子で臭みを消してある肝吸いもすばらしい。さすがに老舗。

3年連続、ミシュラン獲得は、伊達ではない。肝吸いの薬味に、きゅうり。新鮮な驚き。

こちらは、I上さんの和定食。あれっ、うなぎが載ってない。I上さん、私に合わせてくれたのかな。

お話では、お刺身はいまひとつ。申し訳ない。

タクシーで、赤坂見附インターコンチネンタルへ。明日は、晴れればよいが・・。

とまあ、こんな感じで1日目は終了。

2日目は、施工業者の方と打ち合わせをして、丸ノ内新丸ビルのカリタサロンで、ヘッドスパの体験です。楽しみだ。

◆うなぎ 秋本

住所: 〒102-0083 東京都千代田区麹町3丁目4−4
電話:03-3261-6762
営業時間: 土曜日の営業時間 11:30から14:00, 17:00から20:00
http://www.unagi-akimoto.com/