ひゃっこい冷麺と、優れもの急須

真夏の陽気が、こんなに早くやってくるのは、観測史上で類をみない早さらしいです。

こんな日には、冷たい麺が食べたくなる。お蕎麦は、先日書かせていただいたので、今日は冷麺を。

何度かご紹介しています、芦屋のオブリコルールの近く「3馬力2分の1」という焼き肉のお店に、冷麺を食べに行ってきました。焼き肉のランチセットも美味しいんですが、この暑さですから冷麺のひやっと感と歯ごたえが恋しい。

キンキンに冷たい金属の器に、行儀よく佇むシコシコの麺と、トマト、きゅうり、キムチ、そしてリンゴが絶妙のハーモニー。あっさりなのに、コクのあるスープ。たまりませんね。

ランチのセットには、サラダたっぷりの焼き肉と大葉で巻かれ、味噌だれのかかったおにぎりが付いています。






そして、お茶のサービスがうれしい。ポットででてくるんですが、ここの急須がすごい。



フタの部分の先端のつまみが、信じられない細工で、取り付けてあるのです。

回転するつまみには小さな穴があり、適度に空気が抜けるように作られています。どのようにして焼いたのでしょうか。備前焼のような土色で素朴な焼き色のついた急須の形状に、感心することしきり。取っ手が薄く、平たく持ちやすい。注ぎ口の下側に、足れないような細工がしてあります。かなりの優れもの。

お店の方に、お聞きしますと、説明書を見せてくださいました。「天空窯」"tenkuugama"というところの製品らしい。調べてみると、確かに。TOPのページに、目当ての急須の写真が。「幸せを運ぶ焼きもの屋」との説明も。そして、作者の経歴を読むと、筑波大学を卒業され、老人ホームにリハビリ・トレーナーとして勤務したのち、京都の焼き物の学校へ。その後、伊豆で修業。初めての窯は兵庫県篠山とあるではありませんか。現在は、岡山に移転されたらしい・・。



http://plaza.rakuten.co.jp/tenkuugama/

謎につつまれた窯で焼かれし作品。
YOU-TUBEも、発見。


http://youtu.be/W2wNIFy23kk


そして、なんたる偶然か、地元、苦楽園の銀屋さんで、6/12(水)から6/16(日)まで個展があるようです。

これは、必ず「銀屋」に赴き、詳しく調べねばなるまいと。

その正体は、後日。