電車に限る 山下達郎 ライブパフォーマンス2013 IN 大阪フェスティバルホール
時間が読めるというのは、素晴らしいことだということを、あらためて実感した。
クルマで余裕を持って出たはずであったが、あいにくの雨。
高速道路の表示で、東大阪線高井田から8km渋滞と知る。
これはまずい。しかし、まだ時間があるから大丈夫・・・
と読みが甘かった。渋滞のなか、必死の形相で、ハンドルを左へ右へ、アクセルを踏む。
中之島西のインターを、ようやく降りて、あと17分。
ここから、フェスティバルホールは目の前なので、なんとか間に合ったと胸をなでおろした。
が、四ツ橋筋に出る間際で、渋滞。
じりじりとしか進まない。6時半開演だが、20分、25分と時計の針は無情にも進んでいく。
ああ、万事休す。駐車場を探し、一番近いところへ駐車。後は、走る、走る、走るのみ。
急勾配で、恐ろしく長いエスカレーターを乗り継ぎ、フェスの3階にたどり着いた時には、
ドラムとベースの重低音。会場の外に音が漏れていた。
ああ、始まってしまっている・・すでに2曲目。
ここまできたら、同じこと。腹を決めて、長くなるからトイレに行っておこうと思い、トイレに向かったら、大好きな曲「LOVE SPACE」のイントロが始まった。あわてて、会場内へ。
超満席。
暗がりの中、スタッフの方のペンライトに従い、通路を進み、3階、中央右手、ようやく席にたどり着いた。
あとは、夢中でステージに集中。
素晴らしいパフォーマンスでした。完璧な演奏。
初期のころの楽曲が、多くて、涙もの。昔に比べて、MC(おしゃべり)が長い。
途中、この30年ほどを振り返っての活動変遷への想い、先日、残念なことに、56歳の若さで他界されましたドラマー・青山純さんの思い出、アルバム「SPACY」におさめられた「ダンサー」という曲の秘話など、過去の達郎のコンサートではなかった濃い内容のMC。
ファンの心を、鷲掴みにする感動の3時間半でした。
伊藤銀次さん、山下達郎さんと2夜、連続してのナイアガラ・ナイツ。
生きていてよかった・・・ありがとうございます。
コンサートへは、やっぱり電車だなあ・・。
◆以下、別の会場でのセットリストですが、大阪はすでに終了。アルバム「メロディーズ」から2曲。アカペラ・X'MASソングも数曲。
まだ、東京のコンサートが二回残っているのかな。
行かれるご予定の方は、ご覧になられませんよう。
新・東京ラプソディー
SPARKLE
LOVE SPACE
MY GIFT TO YOU
光と君へのレクイエム
DANCER
メドレー (BELLA NOTTE〜HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS)
メリー・ゴー・ラウンド
アトムの子
LET'S DANCE BABY
GROOVIN`
ずっと一緒さ
ひととき
あしおと
PAPER DOLL
スプリンクラー
GOD ONLY KNOWS
FUTARI
LOVELAND,ISLAND
アンコール:
クリスマス・イブ
RIDE ON TIME
LET'S KISS THE SUN
YOUR EYES