メダルの陰に

早朝、神戸東教会にてへアメイク。

遅れてはなりませんから、何度か深夜に目覚める。TVが気になりますが、我慢がまん。

深夜にかけてフィギィアスケート男子がおこなわれていましたので。

ソチ冬季五輪は14日、フィギュアスケートの男子フリーが行われ、羽生結弦が見事、金メダルを獲得。



日本選手の冬季五輪での金は、トリノ五輪フィギュア女子の荒川静香以来2大会ぶり10個目で、今大会では全競技を通じ第1号。

フィギュア男子の金は初めてなんですから、すごい快挙。

BSでのVTRを観て、いろいろと頭をよぎるものが。

あの大舞台で、国とかでなく、人生をかけた大勝負。それも、自分自身との闘い。



前日13日のショートプログラムで世界歴代最高点の101.45点で首位。それでも、ミスは許されないこの世界。





しばしば、オリンピックには、魔物が潜むといわれます。

おそらく何万回、何十万回もジャンプして練習を繰り返していても、不安定な氷上での、ギリギリの限界に挑戦した演技に完璧はあり得ないのでしょう。フリーでのジャンプの手痛いミス。名前の通り、しなる弦を結ぶかのごとく繊細な演技。

インタビューでは、金なのに「自分的に口惜しい」と、まだあどけなさの残る笑顔で語る横顔は、やはりアスリート。

http://youtu.be/pjrn-QPJGoY




ご本人の努力もさることながら、まわりで支えて来られた関係者の方々のご苦労を思うと、涙腺が緩んでしまう。



特にご両親は、喜びを噛みしめておられることと・・。

友人のFACEBOOKにあった、ソチ五輪P&GのCMフィルムがすごかった。一番、心を砕き、支え、励まし、喜んでおられるのは、世界中のお母さんかと。





羽生結弦、なんて素敵な名前。名前は「弓の弦を結ぶように凛とした生き方をして欲しい」とお父さんが命名されたそうですね。





まだ若干19歳。先は長い。

支えてくださるすべての方々への感謝を忘れず、さらなる高みを目指して頑張っていただきたいものです。