ラ・フィット ひらまつ
いよいよ、3月。
陽も長くなり、梅も咲いて、春の兆しが見え始めた気がします。
ブログを読んでいただいているお客様とお話しさせていただきますと、美味しいお店の情報をとのご要望が一番多い。
忘れそうなので、1月末に中之島フェスティバルタワー37階の「ラ・フィットひらまつ」にいかせていただいたお話を。
自分自身では、とてもいけそうにないお店です。
ところが、この日、日曜日で仕事が忙しく、時間が押して、着替えに戻れず普段の服で。
ジャケット着用せずで、F本社長、ごめんなさい。
そして、ありがとうございます。
厨房からして、オシャレ。
インテリアデザインは、あの大地真央さんのご主人、 森田恭通氏の率いるグラマラス。
かなりモダンで、ゴージャスなインテリアです。照明には、オペラの歌詞が刻まれているそうな。
まずは前菜。
目にも鮮やかなゼリー寄せですが、キャビアや花びらや果肉がトッピングされていて上品なお味。
蟹のが、特に印象に残ってます。
スープ。
ウニのフランでしたっけ。器からして品がある。見た目よりも、あっさりしていたかな。
フォアグラのキャベツ包みトリュフソース。
ひらまつ亭開店当初から、名物として愛されている一品であるとのご説明が。
フォアグラには、甘いソースが合うんですね。
重さは感じられず、どんどん食べれる感じ。さすがに、これがとりわけ美味でした。
金目鯛のポワレ。付け合わせのソースとパプリカとズッキーニが絶妙。
サービスも、もちろん素晴らしい。
ホールのギャルソンの方々の立ち姿が、キリリとされてました。
メインのヒレ肉のステーキ。
お肉は、見ての通り柔らかくてジューシー。
横で円柱上に立っているのは、付け合わせのポテト。
薄くスライスして丸めてフライにしてある。ほどける軽い食感。
デザート。上の飾りもショコラ。ジェラードが、ピスタチオのソースとマッチング。
チョコのムースは、オレンジ風味。濃い珈琲と絶妙に合ってました。
肥後橋にあるフェスティバルホールの階上、夜景が望める37階。
7階でエレベーターを乗り換えなんですが、結構な距離を歩く。
ガラス張りで、景観を見せる演出なのでしょうね。でも、どうかしら・・。
全体に、「さすがに・・」という言葉がピッタリかな。
フレンチは久しぶりでしたが、重くないお味。
華やかなりし80年代後期を、思い起こさせる雰囲気ですが、現代感覚でのメニュー構成に好感。
重厚で、濃密な時間。大切な方と、記念日にというお店ですね。
再度、G会長、F本社長、F橋さま、ありがとうございました。
◆ラ・フィット ひらまつ