ロングヘアーを切るのなら

お客様のお見舞いに兵庫医大へ。






担当させていただくようになってから20年ほど経過。

以前も、ご紹介しましたアローツリーさんで、フルーツを買い求め持参。
桃やデラウェアパッションフルーツが、ひときわみずみずしく感じました。







5年ほど前にブログで書かせていただいたことがありますが、乳がんの手術されるということでロングヘアをバッサリ・・。

その後は、抗ガン剤の関係もありで、ショートヘアを続けてこられた。


今回再手術。


落ち込まれておられるだろうと心配しながらドアを開けましたが、予想に反して、すこぶるお元気。

来週早々にに退院される予定。再発ではないそうで、安心しました。




やはり、髪は女の命。ショートヘアが好きでずっと長くしたことがない方、大胆不敵な女性は別にして、女性の人生において、何かのきっかけがバッサリと髪を切らせる。



恋愛や失恋、就職、あるいは結婚、出産。
いいえ、とるに足らない些細なことかもしれません。

人前に出ることが多い方、例えば女優やアーチスト。古くは映画「ローマの休日」でアン王女役のオードリー・ヘップバーン、最近ならばビヨンセ、ジェニフォー・アニストン、日本ならガッキーこと新垣結衣や、長澤まさみなどが記憶に新しい。

仕事柄、役作りや、イメージチェンジ(印象が決まってしまうと、仕事が限定されたり、飽きられてしまうため)が必要という方もおられますよね。


やはり短い方が、早く乾き、手入れも楽。年齢とともに、白髪も出てきたり・・。




しかし、当然のことながら切る側にも、勇気と決意が必要です。

「どうせ、また伸びるから・・いいです」とおっしゃられても、いつも次のことだけはお話することにしています。


ほとんどの男性は、ふたりの双子の女性が、道の向こうから歩いてきたら、ロングヘアの女性の方に先に目がいきますよ」と。

そして、「一生に一度はしてみたいショートヘアのスタイルがみつかっていますか?なんとなく短くしてみたいは良くないですよ・・」と。

のちに後悔がでてもいけませんから、「こんなスタイルにしたい!」という明確なゴールが必要です。




人生のターニングポイントに、生まれ変わるためのお手伝いができたら・・こんなに幸せなことはありません。


日々、そんな重責を感じながらも、貴重な瞬間に立ち会える喜びを感じています。