もはや絶滅危惧種?No Music, No Fanな時代

ITの普及が、第三次産業革命といわれて久しい。




従来、成り立っていた仕事が、どんどん失われていくことは何度か書かせていただきました。


新聞の購読が急激に減少し、本も売れない時代。新聞社、出版業界も存続の危機といっても過言ではないでしょう。



産業のみならず、娯楽の構造自体もどんどん変化の渦中にある。



若者が車の免許を取らないことや、20代未婚男性の40.7%が交際経験がなく、「恋人がいる」はわずか22.1%という傾向からみても、社会の構造自体が急速に変化しつつあることは間違いないだろう。


ゲームがネットで手軽に楽しめてしまう昨今、YouTube動画の出現で音楽業界もたいへんなことになっているみたい。

日本レコード協会によると、2013年の日本の音楽売り上げは約2940億円と、パッケージの減少などで前年比16.7%減の大幅な落ち込みだそうで…。このまま減少を続けると…。


同様にミュージシャンやアーチストも、変化の波をモロに受けている。リズムやメロディラインが出尽くして、独創性に富んだオリジナル楽曲が生み出しにくいのに、幼い頃から高品質の楽器を与えられ、簡単にバンドが作れてしまい、結構な腕前の自称ミュージシャンは巷に溢れかえる。他に類を見ないオリジナリティのみが生き残れるのだ。

ミュージシャンやアーチストという職業は短命、いや、成り立ち自体危ぶまれつつある。最終的に残るのは、目の前で繰り広げられるライブな映像と音。つまりコンサートやライブハウスでの、オリジナリティ溢れたパフォーマンスしか価値を感じれない時代に入っているのだと思う。

このあたりを取りあげ、上手くまとめてあるサイトを以下に。


http://www.landerblue.co.jp/blog/?p=13568&fb_action_ids=694848350583916&fb_action_types=og.likes



我々人類はどこに向かい、何を目指しているのか。自由と便利と豊かとバランスシートは変化し、日々、その進化のスピードをさらに加速していくのだ。