シンパシーな世代と

久しく忘れていたシンパシーを感じた一日。




朝から税理士さんと面談。


そのあと、神戸から来客がおふたり。おひとりは、何度もお会いしているメーカーのNさんで、もうおひとりは初めてお会いする美容室の経営とコンサルティングをされているI先生。

このI先生が、私と同世代。美容院も経営されていて、興味深いお話をたくさん聞かせていただきました。同じように経営の苦労を経験されてこられ、現在は「美容院の次の世代へのバトンタッチ」の仕組みを伝えておられるとのこと。

経営の難しさのお話もさることながら、聞けば、私が若い頃、憧れのブルーノ・ティッピーニの在籍していた「ジャック・デサンジュ」というサロンで、同じく働いておられた時期があり、当時の話、美容界の現状と話が盛り上がりました。ただただ、練習と営業に明け暮れた若き日々。

ああ・・。Iさん、お会いできてよかったです。



そのあと、サロンのお客様を挟んで、広告代理店のSさんが京都は福知山から。いつも遠路はるばる、ほんとうにありがとうございます。

新しいパンフレットの打ち合わせが大方終わり、楽しいお話を。私よりも少し若いSさんですが、音楽好き。ご自分でもギターやベースを弾かれるのです。

自然、70年代から80年代の音楽のお話へと。

ビートルズツェッペリンからはじまり、ウエストコースト、AOR、ナイアガラサウンド山下達郎まで。同じ時代を生き、同じ音楽を聴いてきた同世代と言っても過言ではないと。音楽雑誌を求めて、福知山や京都の本屋を巡ったり、好きな曲を一生懸命にコピーして練習したりと、これまた話は尽きません。


当時を知る者でしか、交わせない懐かしい思い出。まだ、お金も自由にならず、自分の好奇心の追求だけに明け暮れていた日々。

すばらしい時代、かけがえのない時間。

薄れゆく記憶を、リアルに呼び覚ましてくれる。

Sさん、また、ゆっくりお話しさせてください。後ろ姿を見送りながら、こみ上げる何かに胸が熱くなりました。


オチなしの、こんな日記もたまにはいい。

いつも訪れていただき、感謝しています!