いっしょに革命が出来る人

この時期、来春の入社面接が続きます。




今朝も、希望に燃えた美容学生さんと面接させていただきました。
ここ続けて3名、男子ばかり。例年、女子の希望者が多かったのですが、なぜでしょう。


開業して20数年、何人と面接をして来たのだろうと。おそらく、3桁以上、4桁に届かずというところかしら。世界中の会社や職場で、数限りない面接が行われ、たくさんの面接官の方々が、日々、頭を悩ませておられることでしょう。




志望動機、長所短所、自己PRなどは当然としても、私なりに考えて、いつも必ずおこなう質問が何種類かあります。


◾️5〜7歳のころの様子とご両親との関係や想い。

◾️今まで生きてきて、1番うれしかったこと、悲しかったことは何か。

◾️家族や恋人や大切な人に、ぜひ読んでもらいたい本。

◾️いま、100万円あげたらどう遣いますか。

◾️家族の生年月日。


これらには、それぞれに行うタイミングや意味があります。行間に読み取らねばならないファクターが潜んでいます。その答えを述べることは、今は控えさせていただこうと。ご想像にお任せしたい・・。

ともに学び、チームとしての美容の仕事が本当に好きであること。家族として、同じ釜の飯を食べれること。・・と基準は単純なのですが、これが深い。


長年の経験で、判断の仕方に変化があります。面接でどれだけ良いことを聞かされて、期待して採用させていただいても、実際にいっしょに働いてみないと、ほんとうには判らないということ。


内田樹先生は、やはり感覚で「いっしょに革命が出来るかどうか」と著作に書かれておられました。


極端な事例は別として、最終的にはやはり「直感」に頼るしかないのかな。
当分、頭を抱えそうです。