ひと回り

全体を俯瞰して、グルリと見渡すことって楽しくないですか。




くわえて、実際に出来ればそれに越したことはないけれど、本も映画もYouTubeも、実際にはなかなか体験できないことを追体験するためのツールだと。





たとえば、近い将来、ロケットに乗って宇宙に自由に行ける時代がくるかもしれないけれど、NASAの基地から宇宙服に身を包み、無数の計器に囲まれたコックピットに身を沈め、大気圏を飛び出すまでのGや、宇宙から見た地球の蒼さと荘厳さや、無重力のなかで生じる現象の数々を疑似体験できちゃう。






目の前に、リンゴがあるとしましょう。





その大きさや形状、複雑な紅い色。赤道直下に生まれて、APPLEのパソコンのマークでしかそれを知らない人に、大雑把でアバウトではあろうが、かなりの情報を伝えることが出来る。



実際に触れ、そのなだらかな曲線を指先で感じ、表面を包むロウのような感触やほのかに酸味を帯びた甘い香りは、ほんとうの意味で伝わらないとしても・・。


身近なところで、知らない場所に行って、その土地の魅力を知るなんていかがでしょう。




歌とダンスで表現した1日の休暇、なによりうれしくてたまらないという彼らの表情がステキ。


辛くなるニュースや映像も多い中、この時代に生まれたありがたみを感じたりするのです。