消耗戦の中の老舗

最初に衝撃写真。




パチンコ屋の新規オープンの写真ではありません。

東京都江東区豊洲に1974年に開店したセブン―イレブン1号店(同社提供)の貴重な写真。

前に飾られた開店記念の花輪、左のクルマはトヨタのコロナ。中央にタバコ屋の窓口、右のライトバンカローラ

ここから、40年の間に年間売り上げ3.5兆円にまで成長。

以下は、ニュースから。


流通業界2強のイオンとセブン&アイ・ホールディングス(HD)の2014年8月中間連結決算が3日、出そろった。セブンはコンビニエンスストアが好調で過去最高益を更新する一方、イオンは主力の総合スーパーが不振で、最終(当期)利益は前年同期比9割減と明暗が分かれた。


それでも、セブンのスーパー事業部門は22%減と不調。これってどうなんだろう?


『成長し続けること』を目指して、『膨張し続けただけ」になっていないだろうか?


人ごとではなく、国として、企業として、個人としても、一度ふり返ってみる必要ありの問いです。

消耗戦の中、業績を伸ばすことを追いかけて数字は大きくなっても、実質を伴った成長なのか、不健康なメタボ膨張なのか、しっかりと見極めなければならないと・・。



自戒の念を込めて、「一発屋」や「連発屋」を目指す出なく「老舗」を目指さねばならないとあらためて思います。


アベノミクス効果は、一部の大企業や富裕層に恩恵をもたらしただけで、一般庶民の我々は、以前、財布の紐をしっかり占めたままということ。国民が消費しなければGDPは現象を免れない。このまま、来年度の消費税10%への移行は厳しい。



どうなる2015年。どうなれば、日本の経済・・。