同じ時代を生きて

いつも書かせていただいていますが、音楽や映画はタイムマシーン。




輝く思い出のいっぱい詰まった時代に、一瞬で引き戻してくれるありがたいツールです。その時代に聴いていた音楽は、同じ時代を生きた人であるからこそ共有できる。

先日、東京新橋で行われた、これが最後となるだろう第20回山下達郎セッション。熱い、熱いメンバーが集結して、リハーサルなし、一発で楽曲を合わせて演奏するというスリリングなイベント。


素晴らしい笑顔のシェフおふたりと伊藤銀次さんと同じテーブルで拝見させていただきました。



メインゲストの銀次さんも、口をあんぐりなパフォーマンス続々、続く。



後半はじめに、銀次さんのアコーステックライブ。


これがまた、ほんとうにすごかった。特に「遅すぎた別れ」をギター一本で。

ナイアガラーなら小躍りして喜ぶ、エピソードを交えたMC。
そして、生「いいとものテーマ」。これが、泣かずにおれるだろうか。






笑いあり、涙あり、その歴史の影に、主催の中川夫妻、たくさんのスタッフの滾る情熱、無垢な想いがステージ上で炸裂するライブ。





想いは形になる。

また、いつの日か、同じ想いを持った仲間たちが、アンプに火を入れ、マイクを揺らして声をシャウトさせる時がやってくると。



そう信じて疑わない、あの場にいたメンバーは・・。