他力資本主義宣言

湯川カナさんが本を出版されました。これがすごい。



友人の中でも、飛び抜けて、ひとにパワーを与える明るさと、底知れぬ求心力を持っているカナさんの魅力爆発です。

内田樹先生との対談を軸に、カナさんの半生を綴った内容は、読みやすくどんどんとページが進みます。

幼年期、学生時代、ヤフーの立ち上げに加わった時代、ストックオプションを捨てて移住したスペインでの10年間、出産、糸井重里さん、内田樹先生との出会い、そして、カナさんの主催されるリベルタ学舎への道まで。その波乱の半生は、IT時代の幕開けを背景に、たくさん協力者を巻き込んで、自立した女性として世の中に進出していくサクセス・ストーリー。カナさんのファンになること請け合いです。



対談の中で、内田先生の若き日々の想いやご苦労話しを、カナさんが引き出し、内田先生が若き日の横顔を披露されている箇所は読み応えありですよ。

ぜひ!





「他力資本主義」宣言: 「脱・自己責任」と「連帯」でこれからを生きていく (一般書)