指痛くとも、心晴れ晴れ
1週間ほど前、床を拳で叩いてしまい、左手薬指が腫れてきました。
右側面がボッコリと腫れて、曲げれません。無理に曲げると痛い。仕事に支障もありますし、日常生活もたいへんだし・・。
困ったことになった。
私事ですが、数日後に、合気道の審査があるというタイミングでです。
内田樹先生の凱風館に入門させていただいてから苦節五年。私よりもはるかに後に入門された方々が、2年ほどで昇段していかれるのを遠い目をして眺めておりました。
加齢とともに、身体は衰え、動きも鈍くなる。記憶力も、以前のようにすぐに覚えられません。それでも続けられたのは、合気道が恐ろしく複雑で、奥深い武道であるからに他なりません。とりわけ呼吸法の凄さは以前にも書かせていただきました。
無理をいって、朝稽古でご一緒させていただいています、S本さん、D松さん、H川さん、I田さんが練習にお付き合いしていただき、自主稽古をお願いしました。難しい、習ったことのない技がたくさんあります。
この度、審査に呼んでいただき昇段の審査を、今朝4時起きして、受けてさせていただきました。
へろへろでしたが、なんとか初段に。これもひとえに、内田樹師範をはじめ、同門の合気会の方々の温かいご指導、ご厚情のおかげです。感謝のひと言です。
こんなに温かく、優しく、互いを尊重し、助け合えるコミュニティはないと思います。合気道に出会えて本当によかったとあらためて思います。そして、素晴らしい同門の方々と出会えたことに感謝するのです。