九龍(カオルーン)2

毎年、回を重ねて通算25回以上も社員研修旅行に行かせていただいていますが、これまで、いかに天候には恵まれてきたのかということに気づかされました。




2日目、アジア特有の気候、高温多湿なのはわかっていましたが、この日の空気感は特別。香港の街を見下せるビクトリアピークへの市内観光からスタートしました。








海底トンネルを抜けて香港島の中環セントラルへ。バスに乗車するときには、パラパラと落ちる程度の雨だれが、標高500m弱の展望台に付く前から、濃いスモッグ(霧)が出始め、すぐ前も見えないほどの状態に。






下界を見下ろすも、ただ白い世界。雨雲のラインがくっきりと・・。



天を仰ぐも、雲の切れ間さえ望めず。
雨は小雨でも、視界が閉ざされていては意味がありません。
とほほ。

予定を変更して早めに下山。


ヒルサイドエスカレーター、「1881Hertage」や中央書院への訪問もキャンセルして、香港島最南端にあるスタンレーへ。







雨の中、スタンレー・マーケットにある古き良き時代の市場を探索。




話題のドローンが売られていました。↑



本来ならば、雑貨(リネンやシルク製品やレース、ストールなど)やアクセサリーを見て回ったりという予定でした。



雨のため開いているお店も少なく、テンション上がらず。
それでも、幸運を運んでくるという七色の染料で描く花文字のお店はスタッフで溢れてました。


写真は、ディレクター田内が愛娘、心晴(こはる)ちゃんのために書いていただいた花文字。





その後、マレーハウスの右手奥にひっそりとたたずむように建っている天后廟へ。ここで、記念撮影。







そこから再度、九龍に戻り、飲茶で有名なお店で昼食。



円卓に運ばれてくるのは、蒸し上げたばかりのシュウマイや小龍包。
プリプリの海老焼売やコリアンダーなどの香草の効いたものなど多数。


青梗菜、青椒肉絲、炒飯、杏仁豆腐の上に小豆が載ったデザートなど、どれも旨い。

室内はどこもクーラーが効いているし、おまけに衣服が濡れて、冷え切った身体に、熱いウーロン茶が1番美味しくて、体に染みる。



ガイドのソウさんと相談して、一度ホテルへ帰り、休んでから香港藝術館へ。





映像、木工、書と水墨画の3人の作家の展示を鑑賞。


https://youtu.be/i2dDIbDziak

https://youtu.be/SWf9YBRms3M


騙し絵のようなパネルの前で、ポーズをとって協力してくれたのは、マンチェこと中山くん。不思議な映像に。




各階ごとに、違った作家の展示。これは書と水墨画の作品群。




そこから、ジャンクなもので溢れる女人街、お待ちかね潮州料理の夕食と続きます。