まったり台湾茶 「永井健 陶器展」苦楽園「銀屋」

オバマ大統領のスピーチをご覧になられましたか。アメリカ本国でのたくさんの軋轢をはねのけ、広島の地に降り立ったひとりの政治家の英断に、目頭が熱くなりました。

みなさんはどう感じられたでしょう。

バリの話しが長くなりました。日々雑感で記しておくべき話題をいくつか。

以前にもご紹介させていただいたことがあります「天空窯」の永井先生の個展が、苦楽園の「銀屋」さんで催され、偶然、時間が空いて伺わせていただくことができました。

軽く、硬く、薄く、細かな工夫の施された見事な作風、永井先生の人を包み込む優しい笑顔はしっかりと健在。

この日、台湾からいらしたお茶の師範の方が、中庭にてお茶を振舞ってくださいました。

緑茶か烏龍茶かを尋ねられ、烏龍茶を選択。茶托に置かれた急須に沸かしたお湯をかけ、茶葉を入れてお湯を注ぐ。

一連の所作を拝見しながら、何年か前に行かせていただいた台湾で、受講したお茶の講義を思い出しました。

一番茶の清々しい味わいにうっとり。台湾では、同じ茶葉で４回ほどはお茶を入れるのが普通だそうです。

二番茶をいただき、しばし背筋がピンと伸びる素適な時間を過ごさせていただきました。

身体に染み込むような茶の香が紡ぐ、まったりした時間。

永井先生、銀屋のオーナーさま、ありがとうございました。

いつも、訪れていただき感謝しています。