日本は、アメリカの「藁の楯」か

昨日、最後のお客様と四方山話。

話し込んで、ほかのことが頭に入らなくなりました。

来年4月、消費税導入以降の経済の冷え込みが、怖いと同意見。

一時的なものであろうと、楽観したいところですが、こればかりは・・ね。

経営は、良いときには、どう利益を分配していくか、悪いときには、いかにして凌いで乗り切るか。常に両方の対処法を模索しておく必要があります。傾き始めてからでは遅い。常に先回りして、先手、先手を打っておく必要があります。それでも、見落とす、見間違えることの方が、多い・・と思うのですが。




かつて、ヨーロッパの主要国はユーロを共通の通貨とし、ヨーロッパの国々だけの経済圏でアメリカに対抗を企てました。

ところが、食料の自給自足を含め、ヨーロッパの国々だけで経済を回していくことが出来なかった。ドイツ、フランスに依存し、ギリシャやスペインの経済危機を引き起こしてしまいます。

「世界が、100人の村だったら」という、わかりやすい縮小版のたとえ話を読まれたことがおありでしょうか。

それによりますと、世界の冨の58%を、たった6人の人が所有していると(記憶では、数年前のことですので、データが古いかもしれませんが)。その6人ともが、アメリカ人である。

つまり、世界の冨は、ほぼアメリカ合衆国に集中しているのです。

アメリカという国は経済や政治に対する立ち位置が、他の国とはまったく違う。世界の共用言語は英語ですし、軍事力は最強(実際、世界の警察です)。武器自体の製造もしかり。

日本政府は、アベノミクスで、2%物価を上昇させ、インフレにもっていくと公言しています。

が、世界で1番、信用があり、流通している通貨はアメリカ・ドルです。いうまでもなく、為替、株価、それらの操作は、アメリカにとって、他の国々よりも、はるかに操作しやすい。

金利を下げれば、市場に現金がフローしてきます。そのお金は、投資・資産運用に回る。値をつりあげ、株が天井に近いと判断した途端に、一気に売り抜く。

このところ、アメリカの株価は上昇しました。そして、1度、大きく下げた。それらが、すべてアメリカ政府やグローバル企業の企てとしたらどうでしょう。飼い主の前で、おすわりをして、お手をするワンコのごとく、わが国の総理大臣でさえ、大統領のお言いつけに背くことを許されないとしたら・・。

アメリカの証券取引所、株の売買は、何台ものスーパー・コンピュター導入によって、1秒間に4000回以上、連続して売り買いが可能だそうです。

長いスパンでみて、一般の投資家に到底、勝ち目はありません。

アメリカは、過去の経験、世界恐慌の経験から、たくさんのことを学んだのでしょう。国単位で、世界の経済を操作できるとすれば・・・。




第二次大戦後、52番目の州として、アメリカの子分となることを決めた日本。わが国は、アメリカにとって、かつてのロシアや、現在の中国に対する「藁の楯」なのかもしれません。


より素晴らしい日本を構想し、首相の座に登りつめても、アメリカから突きつけられる、その厳しい現実を目の当たりにして、歴代の総理は自身の主義主張を曲げざるを得ないに違いありません。

そりゃ、反対されても、高価なオスプレーを購入するのもうなずけます。アメリカが、くしゃみをすれば、日本は肺炎になりかねない。

てな話で、盛り上がったわけですね。

そのお客様は、企業相手の弁護士をなさっておられる。ほかにも、ここには書けない話がちらほら。

後日、また書かせていただこうと思います。

今晩は、友人のライブが宝塚であるのです。私のバンドも、来月7/16に芦屋レフトアローンにて。

サロン移転を含めて、忙しい日々が続きそうです。










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