残すことの意味

最近、ブログやfacebookなどに、写真を残しておけるありがたさを、改めて感じています。



出会った人や、感性に響いてくる風景を、感じた瞬間に切り取り、残しておけるなんて…。


デジタルカメラの恩恵で、気軽に写真を撮れる時代です。携帯のカメラでさえ、すごい写真が撮れますし、動画で残すことさえ簡単にできちゃう。

一昔前、これほどに「高画質」、「簡単」 、「安価」な時代になるとは思いもしませんでした。





現像に出す手間もなくなり、編集なども簡単にできるようになった。より鮮明に、費用も気にしないで何枚でも撮り直しができる。ありがたいことです。







でも、逆もまた真なり。


気にせず、撮れるが故に、撮りっぱなしで、いつでも見れるからと放置されてしまうケースも多いように感じます。

深く思慮して考えることを、最初から放棄してしまっている気がしてしまうのです。脳の潜在能力をどんどん退化させていくというダブルバインド

現代は、進歩進化の速度が早すぎて、取捨選択をやり続けなければなりません。





立ち止まり、思い出に浸るようなゆっくりとした時間を持つことも出来ないほど、目まぐるしく、慌ただしい時代。


みなさんは、どう感じておられますか?