識別する目
「村上春樹氏、ノーベル賞!」のニュースが世界中を飛び交うことはなく、勇気と決意の少女、マララさんの史上最年少でのノーベル平和賞受賞に驚き、宇宙から撮影された巨大台風の目に、口をあんぐりの2014年秋。
芦屋のサロンから南口のサロンへ移動してお仕事。
この日、担当させていただいたNさまから、先日リリースされたばかりのiPhone6プラスを見せていただく。思っていた以上にデカイけれど、薄くて軽い印象。サクサク動く画面と、進化を感じさせるフォルム。
ご本人は、薄さ故の破損と、ジーンズのポケットに入れておくと曲がるとの噂を口にされておいででしたが、たいへんご満悦そうでした。タブレットは、これで十分かも。いいなぁ。
以前、担当させていただいていた、裏千家お茶の師範、Tさまにお声がけいただく。もうすぐお誕生日で、80歳になられるとのこと。底抜けに明るい笑顔と高い声は健在。ますます、お元気なそのお姿に、パワーを頂戴しました。
そこから、先日もお伝えしましたガッキーこと上垣のカットモデルのコーチを担当。
モデルさんは、軟毛で、やや生えクセがありの難しい方です。
コームで何度の髪をといたり、パネルを持ち替えたりすること無く、ワン・アクションで切り進めること。
カットは、ハサミを持つ側の手で切りますが、重要なのは左手であること。
切った後の納まりや、面の表情を見て、確認、判断することの大切さを、繰り返しお伝えしました。
11月には、デビューする決意で頑張っている姿を頼もしく感じます。同時に、協力して指導に当たってくれている上見、瀬戸口の両先輩スタイリストの努力に頭が上がりません。感謝。
ゴールは見えた。がんばれ!ガッキー。