秋の果物、柿、八年・・

わんこの散歩道沿いに柿の木が何本か。



どれも色づいて、秋の気配をしっかりと伝えてきます。

写真の柿は、山本PEONYの内山店長の和歌山県のご実家から送られてきたもの。段ボールに一杯分を分けて、各サロンへ。ありがとうございます。完熟までは後少し。



果物は、見た目とその甘さは色だけで判断してしまいそうです。柿は特に、熟成度で味が変わりますね。柿本来の上品でシンプルな甘み。完熟して、中がグダグダのものも美味しいし。

日本から1789年にヨーロッパへ、1870年に北アメリカへ伝わったことから学名にも kaki の名が使われているそうです。が、欧米では、イスラエル産の柿(渋抜きした「Triumph」種)が「シャロンフルーツ (sharon fruit)」の名で流通するようになったため、柿は「persimmon」よりも「sharon fruit」として知られているそうです。

タンニンを多く含んだ渋柿を、干すことでタンニンを抜いた干し柿は、子供のころあまり好きではありませんでしたが、いまでは懐かしく、大好きになりました。干すと滋味が凝縮されている気がします。田舎に行きますと、こんな風景がよく見られたものです。



本来、ビタミンCに溢れた果物ですが、干し柿にはビタミンCは無くなってしまうそうですね。ご注意を。

人生も、喜びや悲しみ、出会いと別れを繰り返して、完熟の甘みを讃えた素晴らしいものにしたいですね。



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